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ビジネス利用もおすすめ!クラウドストレージ「Google Drive」の特徴を徹底解説

ビジネス利用もおすすめ!クラウドストレージ「Google Drive」の特徴を徹底解説

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ネットワークの高速化やパソコン以外にもスマートフォンやタブレット端末など様々なデバイスを使用するニーズが増えていることから、手元で管理しているデータをネットワークを経由してアクセスできる「クラウドストレージサービス」のニーズが高まっています。

Googleでは、クラウドストレージサービスとして「Google Drive」を提供しています。今回はGoogleのクラウドストレージサービス「Google Drive」のサービス概要を紹介します。

Google DriveはGoogleが提供しているクラウドストレージ


Google Drive

Google Driveは、冒頭でも少し触れましたが、Googleが提供しているクラウドストレージサービスで、手元のファイルをGoogle Driveで管理することで、自宅のパソコンだけではなく、オフィスのパソコンや外出先で使用するスマートフォンやタブレット端末など、ネットワークに接続された環境であれば、ご自身のGoogle Driveにアクセスすることで、いつでもどこでも同一のファイルにアクセスできます。

従来であれば、自宅のパソコンで作成した文章データをオフィスのパソコンで続きを作業したい場合、USBメモリを使用するか、電子メールなどでファイルを予め送付しておくという手法が行われていましたが、Google Driveを使用することで、Google Driveにファイルを保存しておくだけで、同一のファイルにアクセスして作業を開始できます。

個人向けには15GBまで無料で利用可能!1TBで月額1,300円から

Google Driveは、個人向けサービスとしては、Googleアカウントを取得していれば容量15GB分までは無料で使うことができます。また、追加容量が必要になる場合はプレミアムプランに加入することで容量を追加できます。月額250円で100GB、月額1300円で1TG、月額13,000円で10TBまで利用できます。

さらに、10TBでも容量が不十分な場合、月額26,000円で20TBまで、月額39,000円で30TBまで容量を追加することができます。

2017年5月3日に記載したMicrosoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」では、有料プランでも最大1TBまでとなっていることを考えると、大量の映像データや音声データなどを扱う場合は、Google Driveが選択肢として検討できるといえます。

ビジネス向けプランはセキュリティが高く、容量が無制限に利用可能!

Google Driveは、法人(ビジネス)向けのプランも用意しており、個人向けに比べるとビジネスユーズに最適化されています。

1ユーザーあたり1,200円で保存できるデータ容量は無制限に保存することができます。ただし、ユーザーが5人未満の場合は1TBに制限されますので予め留意しておく必要があります。

多くのメンバーと共同で使うことが想定されるビジネスプランでは、メンバー同士でのデータの共有に加え、共同編集やバージョン管理といった機能も標準で利用できます。

個人向けとは異なりセキュリティが高く担保されているのも大きな特徴で、GoogleのデータセンターはISMSであるISO27001の認証を取得している他、アクセスできるアカウントの権限の付与や制御、データを暗号化して保存できます。

気になるサーバーの稼働率については、サービス品質保証(SLA)より、稼働率99.9%を保証しており、万が一、この稼働率を下回った場合は契約内容に基いて、返金対応などが受けられます。さらに、困った時などにいつでもサポートが受けられる電話もしくはメールによる24時間年中無休のサポートが受けられます。

ビジネス向けプランの利用には独自ドメインでのメールアドレスを用意!

Google Driveのビジネス向けプランを利用するには、組織で予め用意した独自ドメインでのメールアドレスが必要になります。ビジネスユーズの場合、個人向けとは異なり無料アカウントで利用するのではなく、組織で用意したメールアドレスをGoogleのサービスと紐付けて利用します。

既に、独自ドメインを取得してメールアドレスをお持ちの場合は、Google Driveのページにアクセスし、既存のメールアドレスを使用して申し込みを行えばすぐにGoogle Driveを活用できます。


大塚商会アルファメール

独自ドメインでのメールアドレスを保有していない場合や独自ドメインの取得を検討している場合は、大塚商会が提供している「アルファメール」を利用するとお得にドメインが取得できます。

日本の上場企業の97%が使用しており法人登記が必要となる「co.jp」ドメインの取得がレンタルサーバーと同時契約で0円で取得できます。通常では5,000円程度の初期費用と維持費が発生しますが、これが永久に無料で活用できる事に加え、レンタルサーバーも合わせて契約することで自社サイトの構築などにもご活用頂けます。

普段の業務で使用しているデータの管理はGoogle Driveで、外部とコミュニケーションを行うためのメールや自社サイトの運営はアルファメールを活用することで、コストを抑えながら業務を効率的に進めることができるでしょう。

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