HOME> すべての記事> サーバーについてのコラム>

さくらインターネットの共用レンタルサーバー解約手続き方法を徹底解説

さくらインターネットの共用レンタルサーバー解約手続き方法を徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

レンタルサーバーを他社へ移行した後やウェブサイトの運営そのものを止めるといった場合、レンタルサーバーの契約を解約する必要があります。

共用レンタルサーバーの場合、スタンダートプランであれば月額515円から利用できるなど、料金自体は高額ではありませんが、使わずに放置していると、毎月の料金が永遠に発生してしまうことになり、気づいたら高額な金額を支払っていたという事態になってしまいます。そのため、使用しない場合は速やかに解約手続きを行うことをおすすめします。

今回は、さくらインターネットの共用レンタルサーバーを解約する際の注意事項と手続方法について解説します。

月額払いの場合、毎月10日に利用料金を支払った対象月で契約終了

はじめに、さくらインターネットの共用レンタルサーバーを解約する前に、契約プランや料金の支払い方法によって解約できる日が異なります。共用レンタルサーバー全プランにおいて、月額払いと年間一括払いが選択でき、月額払いのタイミングと年間一括払いでは正式な解約日が異なります。

月額払いの場合は毎月10日に月額料金の請求が行われますが、解約手続きを行った時点で、当月10日の請求分に対して支払いが完了していた場合、その翌月末までレンタルサーバーの契約は有効で、翌々月から正式に解約となります。

例えば、4月15日に解約手続きを行った場合、既に4月10日に請求された5月分の利用料金を支払っている場合、翌月である5月31日までレンタルサーバーの契約は有効であり通常どおり利用することができます。翌々月の6月より解約となります。

一方で、解約手続きを行った時点で当月10日に請求された翌月分の利用料金を支払っていない場合、当月末を持ってレンタルサーバーの契約は終了になります。

例えば、4月15日に解約手続きを行い、4月10日に請求された5月分の利用料金を支払っていない場合、当月である4月31日を持って契約が終了します。

年間一括払いの場合は契約期間終了まで利用可能。中途解約は返金可能

年間一括払いの場合は、年間の契約期間を持って契約終了となります。例えば、2016年4月1日から2017年3月30日までの利用料金を一括で支払っていた場合、その期間内である2016年12月15日にに解約手続きを行った場合、契約期間である2017年3月30日まで利用できます。

ただし、個人や任意団体契約の場合は年間一括払いの契約においても、契約期間の途中での解約も可能で、契約期間終了の2ヶ月前の料金を除いた残りの契約期間の利用料金を振込手数料648円を差し引いて返金されます。

例えば、月額515円のスタンダートプランを2016年4月1日から2017年3月30日まで契約しており、2016年8月に解約手続きを行った場合、2017年1月まで利用料金が返金対象となります。契約終了の2ヶ月前である2月と3月の料金については支払いが無い期間となるため返金の対象外となります。

上記例で言えば、利用期間は5ヶ月となりますので、トータルの利用金額は515円✕5ヶ月で合計2,575円となります。スタンダートプランの年間一括払いは5,142円となりますので、この5,142円から5ヶ月分の利用料金2,575円を差し引くと残りが2,567円となります。さらに、振込手数料の648円を差し引くと、合計返金額は1,919円となります。一方で、合計返金額が振込手数料の640円を下回った場合は返金されませんのでその点注意する必要があります。

解約手続きは会員メニューより手続きを行う

共用レンタルサーバーの解約手続きを行うには、さくらインターネットの会員メニューにログインして手続きを行います。

ご自身の会員IDとパスワードでログイン後、「契約情報」をクリックし、「契約サービスの確認」をクリックします。

契約しているレンタルサーバー一覧が表示されますので、解約を希望するレンタルサーバーの「手続き」項目より「解約」ボタンをクリックします。

個人情報の取り扱いについて内容が記載されていますので、一読後「同意する」ボタンをクリックします。

注意事項を一読後、「次へ」ボタンをクリックします。

サービス解約-入力画面に遷移します。今回解約するレンタルサーバーのサービスコードと利用状態、解約するアカウントが表示されますので、内容が正しいことを確認します。

重要事項の確認で、サービス終了日などが記載されていますので、一読後チェックボックスにチェックを入れ、会員メニューのパスワードを入力します。

任意でアンケートに回答し「次へ」ボタンをクリックします。

次のページで最終確認として、「解約は取り消しできない」旨が表示されますので、問題がなければ「決定」ボタンをクリックします。また、返金手続きが発生する場合、返金先の口座情報を入力するページが表示されますので、必要項目を合わせて入力します。

解約手続きが完了すると、上記ページが表示されます。合わせて、登録しているメールアドレス宛に解約手続き完了のメールが送信されますので合わせて確認しておきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加