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レンタルサーバー各社の解約手続きを徹底比較

レンタルサーバー各社の解約手続きを徹底比較

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レンタルサーバー業者を他社に変える場合や何かしらの事情がありウェブサイトの運営を止める場合など、現在契約しているレンタルサーバーを解約する必要があります。レンタルサーバーの解約手続きはオンラインで完結する場合がほとんどですが、書面による手続きが必要な場合もあるなど、レンタルサーバー業者によって解約方法が異なります。また、契約しているプランなどにより最低利用期間内の解約など取り扱いについても異なります。

今回は、レンタルサーバー業者の解約手続きを比較して見ていきます。

基本的にはオンラインで解約手続きが可能

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レンタルサーバーを使用しなくなった場合、そのまま放置していると利用料金が発生するため、速やかに解約手続きをするのが望ましいです。

基本的に、レンタルサーバー各社ではレンタルサーバーの解約手続きはオンライン上で完結します。ただし、レンタルサーバー業者によっては、書面で手続きが必要になる場合もありますので、解約を検討している場合は、事前にレンタルサーバーの解約方法を調べておくことをおすすめします。

当サイトで紹介している、「大塚商会アルファメール」や「ロリポップ」、「バリューサーバー」、「WADAX」、「ヘテムル」「エックスサーバー」、「さくらインターネット」、「カゴヤ・ジャパン」、「Zenlogic」はオンラインで解約手続きが完了します。

一方で、法人や個人事業主などビジネスユーザーをターゲットとしたレンタルサーバーであるNTTPCコミュニケーションズの「WebAreana SuiteX」やKDDIグループの「CPI」に関しては、解約申請書による書面での手続きが必要になります。解約申請書はウェブサイトよりダウンロードし、必要事項を記入して、郵送もしくはFAXで送付する必要があります。

各社で解約申し込み期限があり

レンタルサーバーを契約する際には、プランや料金の支払い方法によって月単位で料金が請求される場合や1年単位で料金が請求される場合があります。

基本的にはレンタルサーバーは月単位での解約が可能になっています。「ロリポップ」は解約申請を行った当日に即日解約することができます。「バリューサーバー」、「ヘテムル」、「エックスサーバー」、「Zenlogic」に関しては、解約申請を行ってから末日もしくは契約期間が満了後に解約になります。

一方で、「WADAX」と「カゴヤ・ジャパン」は、解約を行う月の25日までに解約申請を行う必要があります。「さくらインターネット」に関しては、解約手続き時にお支払した期間の最終日が解約日となっており、毎月20日単位で月更新が行われており、10月21日から11月20日の間に解約した場合は、12月末日の解約になります。

書面での手続きが必要な「WebAreana SuiteX」に関しては、解約したい月の40日まえまでの解約申請書を送付して手続きをする必要があります。「CPI」に関しては、契約期間中でも利用者の解約希望日で解約が可能になっています。

中途解約の場合、基本的に返金はなし

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レンタルサーバーを契約する際、料金の支払いタイミングとして月単位もしくは年単位の2種類があります。支払いタイミングはプランなどによっても異なりますが、利用期間中の解約については、基本的に利用しなかった期間における料金の返金対応は行っていないことが一般的です。

月単位での契約の場合は、解約申し込み期限で記載したように、解約申請月の末日で終了するレンタルサーバー「バリューサーバー」、「ヘテムル」、「エックスサーバー」、「Zenlogic」に関しては、月の途中で解約申請した場合でも、末日まで使用可能であるため、大きな損にはならないでしょう。

一方で、月単位でも「ロリポップ」の様に、即日で解約できるレンタルサーバーや年単位で中途解約した場合は、どのレンタルサーバーでも返金対応が行えない点には注意が必要です。

しかしながら、「さくらレンタルサーバー」については、年間一括払いでの支払いを行っていた場合は長期割引の金額と返金手数料648円を差し引いて、未利用期間分の返金を行ってくれます。

長期契約が不安な場合はさくらレンタルサーバーがおすすめ

レンタルサーバーを契約する際に、はじめての場合は月々の料金の安さで契約することが多いと思いますが、レンタルサーバーを利用している過程で要求スペックが高くなったり、ニーズが明確化して、他のサービスに移りたい場合、逆に、ウェブサイトを運営したいと考えたが、多忙になり時間が取れなくなった、思うように収益が得られず赤字続きだといった場合など、止む得なくレンタルサーバーを解約する可能性もありえます。

レンタルサーバーをはじめて契約する場合は、可能な限り月単位で契約できるプランを選び、更新満了月で解約できるプランを選ぶと良いでしょう。また、長期割引で安くなる場合などは、契約期間中の解約で返金が可能な「さくらレンタルサーバー」を利用すると良いでしょう。

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