HOME> すべての記事> サーバーについてのコラム>

SSLサーバー証明書の持ち込みができるレンタルサーバーを紹介

SSLサーバー証明書の持ち込みができるレンタルサーバーを紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年11月22日の記事で、レンタルサーバーにSSLサーバー証明書をい導入する際にあらかじめ知っておくべきことについて記載しました。その中で、レンタルサーバー業者によっては、外部で取得したSSLサーバー証明書の持ち込みができない場合が多いことを記載しました。

レンタルサーバーでは、業者が代理店となって自社のレンタルサーバーを使用しているユーザーに対して、独自SSLを販売するというパターンが多いですが、外部の代理店で取得したSSLサーバー証明書を導入できるレンタルサーバー業者も存在します。

今回は、外部で取得したSSLサーバー証明書が導入できるレンタルサーバーを紹介します。

NTTPCコミュニケーションズ「WebArena」

suitex

WebArena SuiteXは、NTTグループのNTTPCコミュニケーションズが運営しているレンタルサーバーです。主に、法人や個人事業主をターゲットとしており、品質保証制度(SLA)や手厚いサポート体制が大きな魅力です。

通信会社大手のNTTグループが運営していることで、大変信頼性が高く、NTTの高速かつ安定したバックボーンを利用していることから、稼働率100%を実現しています。また、品質保証制度(SLA)にて、万が一、障害等が発生してサーバーがストップしてしまった場合でも、契約内容に基いて保証が可能です。

実績としても外部メディアからも大きく評価が高く、日経コミュニケーションが実施した、「856社が選ぶ、2002年度版プロバイダ満足度ランキング」のホスティング・ハウジング部門で1位を獲得しており、ビジネスでも安心して利用することができそうです。

また、セキュリティに対する機能も強化しており、ファイヤーウォール対策、Web改ざん対策、DoS攻撃対策、メールウイルスチェック機能、FTPアクセス制御機能、不正侵入防止システムなど、近年増加しているサイバー犯罪におけるあらゆる手法に対応しています。

外部で取得したSSLサーバー証明書の設置に加え、レンタルサーバーと同時に独自SSLサーバー証明書の取得も可能です。また、8,400円追加で支払うことで、外部で取得したSSLサーバー証明書を設置する際の設定代行も可能です。

GMOインターネット「コアサーバー」

112801

コアサーバーは、GMOインターネットグループの「GMOデジロック株式会社」が提供しているレンタルサーバーです。こちらは、法人や個人を問わず利用可能なレンタルサーバーで、低価格で利用できるのが大きな特徴です。

共有サーバーは4つのプランより構成されており、月額198円でディスク容量60GBの「CORE-MINI」、月額398円でディスク容量120GBの「CORE-A」、月額786円でディスク容量240GBの「CORE-B」、月額3167円でディスク容量500GBの「CORE-C」から、ニーズに合わせて選べます。CORE-MINIに関しては、マルチドメインが50まで、メールアカウントは200までと制限がありますが、他のプランに関しては、どちらも無制限で利用できます。

SSLサーバー証明書に関しては、あらかじめコアサーバーで用意している共有SSLを使う方法や、バリュードメインを通じて、GMOインターネットグループのSSLサーバー証明書である「グローバルサイン」のSSLサーバー証明書の購入ができます。また、ご自身で代理店を通じて購入したSSLサーバー証明書の設置も可能です。

コストパフォーマンスを重視して、できるだけ低価格で運用したいと考えている方におすすめしたいレンタルサーバーです。

さくらインターネット「さくらレンタルサーバー」

sakura

さくらインターネットが提供している共有レンタルサーバー「さくらレンタルサーバー」は、価格と機能のバランスがとれたコストパフォーマンスが高いレンタルサーバーとして人気があります。

用途に応じて、5つのプランから選択可能で、個人であれば、月額129円でディスク容量10GBの「ライトプラン」、月額515円で容量100GBの「スタンダードプラン」、月額1,543円で容量200GBの「プレミアムプラン」から選べます。法人や個人事業主であれば、月額2,571円で容量300GBの「ビジネスプラン」、月額4,628円で容量500GBの「ビジネスプロプラン」から選択できます。

さくらインターネットでは、全プランに対して共有SSLの提供しています。また、当初はビジネスプロ以上のプランでなければ、独自SSLの導入ができませんでしたが、個人が多く利用している月額515円のスタンダードプラン以上の契約であれば独自SSLが導入可能になりました。

独自SSLは、さくらインターネットが提供している「さくらSSL」を介してSSLサーバー証明書を導入することも可能であることに加え、ご自身で代理店などを通じて購入したSSLサーバー証明書の設置も可能です。

さくらのSSLを通じて購入したSSLサーバー証明書であれば、別途20,000円支払うことで、証明書の設置の代行が可能です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加