レンタルサーバーを借りる動機として、「自分でWEBサイトを立ち上げたい」という理由が多いと思います。ゼロの状態からWEBサイトを作り上げていくことは、大変地味な作業になり、一定のアクセスを確保するまでしばらく時間がかかるなど、成果が見えるまで辛抱強く作業を続けていかなければなりません。
今回は、時間は掛かっても、長期的に良質なサイトに成長させていくためにも、WEBサイト立上げの段階から意識しておきたいポイントをお伝えします。
サイトのジャンルを特定する
サイトを新たに立ち上げるにあたり、ジャンルを特定することが重要です。
例えば、「ゲーム」についてのサイトを立ち上げたいと考えた場合、どういったゲームについて扱うのか考える必要があります。「ゲーム」といっても範囲は広いため、例えば、ゲームの中で今流行りの「パスドラ」といった様に、ジャンルを絞ることが重要です。
「パスドラ」にジャンルを絞ることで、記事を書く際に、必然的に「パスドラ」といった同様のキーワードが出現する確立が高くなります。
特定のジャンルに絞り、同じキーワードの出現回数を増やすことにより、Googleから「パスドラに関連したサイト」という評価が得られ、ユーザーが検索する度に、検索結果に上位表示されます。
一方で、ジャンルがばらばらであれば、様々なキーワードが飛び交っている状態ですので、Googleからどの様なサイトなのか判断が難しくなり、検索結果への反映に影響してしまいます。
サイトの対象ユーザー層を意識する
サイトを利用するユーザー層を意識したサイト作りをすることも重要です。
SEO対策とは大きな関連性はないですが、利用しているユーザーと中身が合っていなければ、離脱率が高くなる可能性があります。
例えば、初心者向けに「サーバー構築方法」についてのサイトを立ち上げたと考えた場合、ターゲットは初心者であり、記事も初心者目線で記載しなければなりません。一方で、初心者向けと言いつつも、専門用語が多く、その解説もなければ、ユーザーは難しさを感じ、離脱してしまう確立が高くなります。
キーワードを絞り込む
特定のキーワードに絞り込むことは、より多くのユーザーを獲得する上で重要なポイントです。
キーワードは「サイト名」や「コンテンツタイトル」の部分で、検索結果に表示する際、これらのキーワードで判断されます。
例えば、「サーバー構築方法」というタイトルをつけた場合、サーバーといっても単純にファイルサーバーを構築するのか、Lunixサーバーを構築するのかなど多種多様です。また、上級者向けなのか初心者向けなのかとった点もわかりません。
ここでは、初心者が中古パソコンを利用してLunixサーバーを構築すると仮定しタイトルを考えた場合、「初心者でもできる！中古パソコンでLunixサーバーを構築する方法」とすると、「ターゲット層」や「どういったサーバーを構築するのか」、「何を使うのか」を絞り込むことで、「ユーザー」の他「何をどうするのか」を特定できます。
サイト名とドメイン名を関連付ける
最後に、サイト名とドメイン名を関連付けることも重要です。
サイト名とドメイン名に開きがあった場合、検索結果に表示される際に何かしらの影響を与えることが考えられます。
Googleは検索結果にサイトを表示する際、サイト名やタイトル、URLに含まれるキーワードの3つから、検索したユーザーが求めたい情報が記載されているサイトなのかを判断して検索結果に表示します。
例えば、「サーバー構築方法」について記載したサイトであるにも関わらず、ドメインが「lunixdaisuki.com」だった場合、GoogleはLunixについて書かれたサイトであると判断し、ユーザーが求めていた情報をかけ離れていると判断されてしまいます。
