クラウドサーバーとは何か?知っておきたい4つの知識
- 2016.07.04
- サーバーについてのコラム
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近年、「クラウドコンピューティング」や「クラウドサービス」など「クラウド」とうキーワードを耳にする機会が増えています。
「クラウド」とは、日本語に訳すと「雲」という意味ですが、雲のようにいつでもどこでもサービスを利用できることを表していることから、従来ではパソコン単体で実行してたアプリケーションや各種サービスを、ネットワークにつながっていればいつでも利用できる環境になっています。今回は、クラウドサーバーについて知っておきたい基本的な知識を解説します。
クラウドサーバーとは?
クラウドサーバーとは、そのまま言い換えるとクラウド(雲)上のサーバーという意味ですが、ネットワークにつながっているコンピューターから、必要な時にすぐにサーバーの各機能を利用できます。
もちろん、クラウドと称していますが、物理的なサーバーが存在し、専門の業者によって管理・運営されています。通常であれば、サーバーに必要な機器やアプリケーションなど自前で準備するのと比べると、手間とコスト削減ができます。
また、近年セキュリティ上の問題が増加する中、セキュリティに関する専門的な知識と対策が求められる中、プロにそられも合わせてお願いすることで、安心して運用できます。
クラウドサーバーは大きく分けて「SaaS」と「PaaS」、「IaaS」の3つに分類できます。
SaaS(Software as a Service)
SaaSとは、「Software as a Service」の略で、「サース」と呼びます。
インターネット経由で、各種ソフトウェアを提供して利用できるサービスです。従来であれば、必要なソフトウェアはご自身のパソコンにインストールして利用するのが一般的な使い方でした。
しかし、SaaSを利用することで、ご自身のパソコンがインターネットが使える環境にあれば、インストールすることなく、各個人に割り当てられたIDとパスワードを入力してログインするだけで、ソフトウェアの各機能が利用できます。
代表的なサービスとしては、「Google Apps」や「DropBox」などが挙げられます。最近では、業務用の会計ソフトなどのサービスも登場しています。
PaaS(Platform as s Service)
PaaSは「Platform as s Service」の略で、「パース」と呼びます。
インターネット経由で、各種アプリケーションを実行するためのサービスです。サーバーなどのハードウェアやネットワーク、OSやミドルウェアなどは専門の業者が用意し、その用意された環境において、ユーザーが任意のアプリケーションを導入して運用します。
当サイトで紹介した「マネージド専用サーバー」が該当する他、「Google App Engine」や「Windows Azure」などが代表的な例です。
IaaS(Infrastructure as a Service)
IaaSは「Infrastructure as a Service」の略で「イアース」と呼びます。
インターネット経由で、サーバー本体などのハードウェアやネットワーク回線などを提供し、利用者自身でOSなどを自由に選定し、アプリケーションを導入して運用できるサービスです。
代表的なサービスとしては、Google Compute EngineやAmazon EC2などが挙げられます。
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