無料ブログとレンタルサーバーのどちらでWEBサイトを運用すべきか?
- 2016.05.26
- サーバーについてのコラム
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WEBサイトを公開したいと考えた場合、選択しとして「無料ブログ」を使うか、「レンタルサーバー」を借りて運用するかの2つに大きく分かれます。初心者を中心に難しい設定が不要でコストを抑えるために「無料ブログ」を使うケースが多いですが、長期的に運用していく過程で、レンタルサーバーでの運用に切り替える方も増えています。
そこで今回は、WEBサイトを公開するにあたり、「無料ブログ」と「レンタルサーバー」での運用についてメリットとデメリットを紹介します。
無料ブログサービスとレンタルサーバーの違い
無料ブログとレンタルサーバーの違いは、収益モデルが大きく異なり、WEBサイトの運営主体も異なります。
無料ブログの場合、多くの方にブログを開設してもらうことにより、サイトのページ数を増やし、広告収益を増やす収益モデルです。そのため、運営主体はあくまでも無料ブログを提供しているサービス事業者です。
一方で、レンタルサーバーの場合、利用者にサーバーを貸し出し、そのレンタル料を利用者から徴収することでサービスを運営しています。そのため、レンタルサーバーの利用用途はWEBサイトの運営にとどまらず、自由に使うことが出来ます。仮にWEBサイトをレンタルサーバーで運営した場合、WEBサイトの運営主体は、レンタルサーバーを借りて運用している利用者本人に帰属します。
無料ブログはコストがかからないが自由度が低い
無料ブログでWEBサイトを運用する場合のメリットとしては、無料で開設できるためコストをかけることなく運用できる点や開設後直ぐに利用できる点、難しい設定が不要な点があげられます。
一方で、無料で利用できる反面、広告による収益モデルを採用している以上、勝手に広告が表示される、設定やカスタマイズなどの自由度が低い、サービスが終了するリスクがあります。
さらに、サービス提供事業者のドメイン配下に自分のスペースが設けられている以上、自分でドメインを取得して設定できない点も大きなデメリットです。そのため、長期的に収益を上げて、資産として築き上げていくのであれば、無料ブログは不向きとなります。
無料ブログでも、有料プランに加入することで広告を非表示にできる場合もあります。また、自分の好みのドメインに指定できるサービスもあります。ただし、突然のサービス終了リスクに備えて、記載した記事は常にバックアップするこいとが重要です。
レンタルサーバーは自由に使えるが多少のコストが発生
レンタルサーバーを借りて、WEBサイトを構築する場合のメリットとして、柔軟なカスタマイズやWordPress等のCMSの導入といった自由度がある点、オリジナルのドメインを取得して運用できる点、無料ブログとは異なり、勝手に広告が出ない点などがあげられます。
一方で、自由度が大きい反面、サーバーの運用費やドメイン取得料などのコストが発生する他、設定に知識が必要になるといった点がデメリットです。
ただし、コストについては、月々500円から1000円程度のサーバー運用費、ドメイン取得に1000円程度の初期費用ですので、多額のコストが発生するわけではありません。また、設定についても、インターネットで多くの情報が得られる他、書店などで書籍が多数販売されているますので、調べながら運用していくことでスキルアップも期待できます。
長期的に自分の知識を高めた上で、収益を得たいと考えている場合は、レンタルサーバーでWEBサイトを運用することをおすすめします。
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